
転職時において、3種類の軸があることをご存知でしょうか?
それはWill Can Must です。この考えは、なにも若い人の転職にだけにフィットする考えではありません。ミドル層とよばれる中高年にも当てはまります。例えそれが社長の後継者募集の転職案件でもです。
そこで、この記事では、転職時に一度はしっかりと考えなければならないあなた自身のWill Can Must についてお伝えします。
Will Can Mustとは何なんだ!

転職の成功に欠かせない三つの要素、それは Will Can Must です。この三つのバランスが調和してこそ将来に繋がるそして転職が成功するわけです。
Canは自分にできること。
Mustは組織の一員として果たすべき役割。
Will Can Must はどれも大切なんですが、3指標のバランスが大事なんです。Canを満たすのは当たり前で、企業はWillに期待していると考えましょう。
ところが、応募書類やは面接において、多くの方がCanのアピールに終始しています。確かに、ミドル層の転職の場合は、若い人と異なり、即戦力になることを期待される場合がほとんどなので自分の経験やスキルを具体的に示さなければなりません。
しかし、企業がが知りたいのはそれだけではありません。実はWillは、Canと同じくらい重要視されるのです。
自分はこれがやりたいという熱意や目的意識を持っている人は、努力して成長し続ける可能性が高いとみなされるからです。経営幹部や社長への転職だって変らないですね!
ただしそのWillとCanが相手企業の求めるMustと大幅にずれていたら、当然ながら採用されません。 そこでMustを正しく認識するための企業研究や求人内容の分析も欠かせません。
知るというと「自分のことなのに今更?」と思われるかもしれません。ですが、いざ転職活動をスタートして様々な求人情報に触れると、心からやりたいと思える仕事って何だろうとか、色々経験したけれど果たして自信を持ってこれできますと言える仕事はあるだろうかと悩み始めるものですね。
自分のWillとCanを社会のニーズと照らし合わせる

Will とCan を自覚したら、もう一つ確認すべきことがあります。自分のやりたいことできることにニーズはあるのか?
つまり、今の社会で必要とされているのかです。経験やスキルに自信を持っていても、またやりたいことが明確でも、誰にも求められてないものならば転職は難しいでしょう。
時代とともに社会は変化します。社会が変われば企業のあり方も変わります。自身のCanとWillが世の中のニーズにどれぐらいリンクするのかを見定めることも大切ですね。